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山形県母親クラブ ニューリーダー養成講座


平成3年

第一講座 広報活動 〜みんなで会報を作ろう〜

7月〜2月までに4回の講座。
広報に関する基礎知識から紙面の作り方まで学び、実際に会報作成。


第二講座 親子交流活動 〜親子のふれあいレクリェーション〜

7月〜2月までに4回の講座。
いろいろなレクリェーションのやり方を学び、実際に身体を動かし実践。 歌あり、踊りあり、先生と仲間と楽しいひとときを作る。


第三講座 親子交流活動 〜親子で遊ぼう 人形劇〜

7月〜2月までに4回の講座。
最初なので、かんたんに。 靴下による「かえる人形」。色画用紙を使った人形制作。 実際に動かして、寸劇発表。


第四講座 事故防止活動 〜パネルシアターで事故防止〜

7月〜2月までに4回の講座。
耳慣れない、パネルシアターについて受講。 Pペーパーを使い製作。 「カレーライス」「交通安全」の2作を完成、発表。



平成4年

第一講座 会議のまとめ方 講師:竹内峰子氏

第1回目 7月8日
開校式終了後、仲間を知るうえでもっとも大事な自己紹介からスタート。 10人前後と参加者が少なかったのが好をなしてか、すぐに自己紹介に尾がつき、ワイワイガヤガヤの井戸端会議。 とても「人前では・・・」なんてしらじらしい。 気分を一新した上で、会議の議長になったときのノウハウと、人前で話すときの注意点等をしっかり勉強しました。

第2回目 9月18日
講演を開く事による話し方チェック。
関口怜子氏による講演 「今、育つ、育てる」

第3回目 9月19日
プロによる実技指導。元YBCアナウンサー 前川たか子氏。
一日受講者も含めて30人前後が膝をつきあわせての勉強会。
講師の日常生活体験やら、プロとして活躍中の話やらを交えての話し方講座でした。
話は人と人とのつながり。大事な事ですね。

第4回目 3月4日
久々に顔を合わせたせいか、ちょっと緊張した空気が部屋にスーっと。 こんな時は大好きなお茶とお菓子があれば、少しはホッとなるかなと、早速「ボリボリ」。 心なしか顔に笑みが出たところで、3分間スピーチ。 だれも前準備がなかったろうに、思い思いの話が次から次へと、さすがだなーと思いました。 閉講式では、しっかり司会からあいさつまで、うまいもんです。


第二講座 レクリェーション 講師:県レクリェーション協会 平塚尭子氏

第1回目 7月8日
先生のレクリェーションの由来、必要性のお話。
指遊び・・・歌に合わせて「親指、小指」
ミニ体操・・・歌に合わせて「草津節」「肩たたきゲーム」

第2、3回目 9月18日〜19日
体育館を使って・・・「ジャンケンゲーム」「社長ゲーム」「T字文字合わせ」「ワンニャンゲーム」「陣取りゲーム」「線路は続くよ」
合唱・・・「春が来た」「こいのぼり」

第4回目 3月4日
閉講式 ミニ発表会 「肩たたきゲーム」「親指・小指ゲーム」「草津節」


第三講座 人形劇 講師:人形劇団「あい」主幹 深瀬豊春氏

第1回目 7月8日
開講式。終了後、靴下を使ってカエルの人形制作、人形を使いながらの自己紹介。

第2、3回目 9月18日〜19日
一泊での研修をという事で、天童青年の家で開催。 夜、劇団「あい」の団員による人形劇観賞。 次の日は、他の講座の様子も知りたいとの事で、レクリェーション等を受講。

第4回目 3月4日
劇団の人形を使用させていただき、人形の使い方を練習。 「屁ったれ嫁」の演技を指導していただく。 午後、閉講式の中で発表。 ほんの数時間の練習しかしていなかったが、なかなかの出来栄えと自己満足。 このまま終わらずに、ぜひ発展させていき、ミニ劇団のようになれればと思いながら、4年度の講座を終わりました。



平成5年

第一講座 レクリェーション 講師:県レクリェーション協会 平塚尭子氏

第1回目 7月14日
受講者の方々の初顔合わせをして自己紹介。
音楽に合わせてのゲーム遊び。

第2回目 9月3日
会場を山形市落合のスポーツセンターにおいて、屋外での指導。
グループに分かれて、いろいろな事を体で表現する指導。

第3回目 12月8日
クリスマス会に先駆けての指導。
日頃、口ずさむクリスマスソングを英語で唄ったり、正確なものに。
口ジャンケンゲーム等。

第4回目 2月22日
閉講式 ミニ発表会。


第二講座 人形劇 講師:人形劇団「あい」主幹 深瀬豊春氏

第1回目 7月14日
開講式。 人形劇の題材選び。何冊かの本の中から、「鬼婆と三枚のおふだ」に決定。 役柄や台詞を考えて、意見交換。
深瀬先生より、素材の違いや、製作方法を教えていただきました。

第2回目 9月3日〜4日
朝日町の朝日自然観にて。戦後最大級の台風と騒がれている中での人形作り。 発泡スチロールを削っての顔作りに悪戦苦闘。 苦労して作り上げた人形には、本当に愛着があります。

4回の講座ではおさまりきれず、追加。
床にへばりついての新聞紙や和紙貼りの大道具作り。

第3回目 12月1日
演劇指導。単に人形を動かすだけでなく、どんなふうに表現していくかが難しい。 講師の深瀬さんをどん底に落としてしまったようです。

第4回目 2月22日
閉講式。「鬼婆と三枚のおふだ」を完成させ発表。今までの練習したことを出し切って、お客さんに見せる楽しさを知りました。 大成功!



平成8年 ニューリーダー養成講座再開

第一講座 廃品で何を作ろう 講師:県レクリェーション協会 遠藤正夫氏

第1回目 9月5日(指導:ホッとママ構成員)
折り紙であそぼう。空き缶の笛。
廃品のトレイでかざぐるま等。
手遊び、ゲーム

第2回目 10月30日
廃品でこまづくり。
手遊び、ゲーム

第3回目 12月25日
室内ゲーム。新聞紙を使って道具を作る。
広告チラシでのジグソーパズル。

第4回目 3月5日
これまでの成果を発表するための練習。
閉講式。ミニ発表会。手遊び、ゲーム等。


第二講座 手話でちょっとしたお話を、歌を 講師:ボランティアセンター 斉藤聡子氏

第1回目 9月5日
指文字による五十音と数字を教えていただき、手話による自己紹介。
唄「LOVE LOVE LOVE」を手話をやりながら歌う。

第2回目 11月6日
「あなたの家族は何人ですか?」「○人です。」などの簡単な手話での会話。
唄「鏡のドレス」を手話をやりながら歌う。

第3回目 12月11日
前回までの復習。
ろうあ者をとりまく現状等についてのお話。
唄「おおきな古時計」を手話をやりながら歌う。

第4回目 3月5日
これまでの成果を発表するための練習。
閉講式。ミニ発表会。手話による自己紹介。唄「おおきな古時計」


第三講座 人形劇・歌・レクリェーション遊び 講師:人形劇団「あい」主幹 深瀬豊春氏

第1回目 9月5日
開講式後のレクリェーション。初対面から集団への方向、動機付け、小集団から大きな仲間意識へとなるようなゲームの方法・実践。
・名前リレー ・リーダージャンケン ・人間知恵の輪 ・リーダーは誰だ などなど、25種類のゲーム。

第2回目 10月30日
屋外でのレクリェーションのやり方。
・グーパー ・関所破り ・ハンカチ落し など。
・歌、「十五夜さんの餅つき」 ・フォークダンスなど。

第3回目 11月30日
3班に分かれて、人形劇の練習(閉講式にむけて)
・ブラックライトによる「カウントダウン」「ロープ」「くちびる」
・カエル人形を使っての劇

第4回目 2月22日
これまでの成果を発表するための練習。
閉講式。班毎に発表。「カウントダウン」「ロープ」「カエル人形の劇」



廃品で作ろう!を受講して

ホッとママ構成員 Michiyo

遊びって何だろ?子供に遊びは必要と大人は誰もが思っているはず・・・ですが、実は、もっともっと遊ぶべきは、私達大人なんだという事を、強く感じた講座でした。

講師の遠藤先生は、遊びのプロ、いえ、遊ばせのプロと呼ぶべき方で、後でお聞きすれば、竹内会長に「暇ならドライブしよう!」と、鶴岡より騙されて(?)山形まで連れてこられたとの事、皆で大笑いしました。

先生にお聞きした中で心に残った遊びを少しご紹介しましょう。まず、我が家の子供にも大いに受けたしゃくとり虫じゃんけん。 片手でじゃんけん、片手は相手の体から指を離さずに勝った数だけ芋虫のように進みます。体中どこでもさわれる我が子とならではのゲームです。

リーダーが出したじゃんけんに負ける手を咄嗟の判断で出す、逆じゃんけんなどというのもありました。 それから伝承的な手遊びも数多くありました。 閉講式で発表した十五夜さんの餅つきも、そのひとつです。

また、先生は遊びの中で大切な要素のひとつに「あれ?不思議だな?」とまず思わせる事があると、おっしゃいました。 興味をひきつけておいて巻き込んでしまう。簡単な手品の数々も家で楽しみました。

病の後でリハビリが必要なように、悩みやストレスをかかえた毎日に必要なものは、「遊ビリテーション」という耳新しい言葉も、受講している私達をうなづかせました。 父ちゃんと喧嘩の後や、イライラが募った時には、手近に数個のダンボールがあれば、積み重ねておいて、思い切り蹴飛ばすとか、チラシや新聞紙で紙鉄砲を作って、思う存分鳴らしてから捨てる・・・などという事も。

お金のかからないもの中には、新聞紙を広げて、真ん中に穴をあけ二人組みで四隅を持ち、ピンポン球を落とさないように穴の回りをくるくる回す。 穴の大きさによっては、かなりのスリルを味わえます。 そして、チラシジグソーパズルに至っては、子供から大人、そしてお年寄りのボケ予防にも役立ちそうな優れものです。 「片面印刷のカラーのチラシ」は一番簡単で、何枚かに手で適当にちぎり、再生をするというもの。 数人ずつグループを作り、何組かで競争も楽しいです。

遊びを導く場合の心構えであるとか、話し方や進め方なども伝授いただきました。

遊びの場では「何は、どうあるべき」という観念から離れて、もっと自由に、そして子供の自発的な発想に気づけば、大いに誉めながら、遊びを共有する事を先生から学びました。 そんな事を毎日の生活の中で活かしながら、少しでもストレスの少ない、楽しい暮らしを心がける事とします。

遊びの達人・遠藤正夫先生と、その出会いを作ってくださった竹内会長に感謝致します。

山形県母親クラブ 会報「おかあさん」23号(平成9年)より

人形劇講座を受講して

ホッとママ構成員 Junko

窓には暗幕を張り、舞台の袖を作り、閉講式当日会議室はステージに変わりました。 私たち人形劇受講生は黒い服に身を包み立派な劇団員!? ブラックライトの前に立ち、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、ピー!!

白い棒を使ったデジタル数字のカウントダウンの後、私たちグループの出番です。 白い手とロープのパフォーマンス。 真っ暗な中、客席から見えるのは手とロープだけ、台詞もありません。 短い練習の中、グループ5人で考え、話し合い、自分達で作り上げたストーリー。

頭の中のイメージがなかなか表現できなくて難しかったけど、やっていてとても楽しかったです。 他のグループの靴下で作ったカエル人形の劇も、とても上手に発表できた閉講式でした。

発表や練習の時のお母さんたちの楽しそうな姿は、見ているだけで、こっちまで楽しくなってしまうほどでした。 今回練習した人形劇も子ども達に見せたいけれど、それ以上に、この一生懸命で楽しそうなお母さんたちの姿も、子ども達に見せてあげたいと思いました。

山形県母親クラブ 会報「おかあさん」23号(平成9年)より


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