みらい子育てネット山形
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ホッとママの誕生

それは1993年(平成5年)のこと・・・


県母連から劇団誕生!

平成3年より、県母連の事業の1つとして行ってきた、ニューリーダー養成講座も、平成5年で3回目を数えました。 この3年間で学んだ事を一つの成果として結集し、いろいろな所で発表しようと、“劇団”を誕生させました。

これから、どんどん皆さんの前でお会いできるよう、頑張りたいとおもいます。 応援よろしくおねがいします。

山形県母親クラブ 会報「おかあさん」20号(平成6年)より


劇団の愛称が決定

入選:『ホッとママ』・・・(鶴岡市せせらぎ母親クラブ)

我が子を見てホッとする。 こどもがお母さんを見てホッとして安心する。 この劇団を見て、皆様がホッとされるようなグループに成長することを願っております。

佳作:『ほほえみ』・・・(上山市本庄母親クラブ)

その他18点の応募がありました。

山形県母親クラブ 会報「おかあさん」20号(平成6年)より


ニューリーダー養成講座
山形県母親クラブ連絡協議会 会長 竹内峰子

平成3年より平成5年の3年間、県母連では、ニューリーダー養成講座を開講して来ました。

これはクラブ活動として、何をしたらいいかわからない、また、やりたい事は沢山あるのだがどうやったらいいのかわからない等といった声が多くあったからです。 具体的にを求める方々に、ちょっとしたヒントや、学びの場を提供する事により、地域のリーダーとして活動しやすく、又、自信にもつながるのではないだろうかと考えたからです。

母親クラブの柱である、「児童の事故防止活動」「家庭養育活動」「親子の交流、文化活動」をベースにおき、楽しみながら学び、そして即実践に結びつけられる「講座」をと心がけ開講してきました。 3年間の中で大人気だったのが、人形劇やレクリェーションゲームといった「遊び」の部でした。 単位クラブにおいても、家庭の中での親子間においても、「遊び心」と「ふれあう心」の大切さを知っての人気だったと思います。

今の時代、子どもも忙しい、お母さん達も忙しい、でも今のままではけっして良くない事。 親と子が一緒に「何か」ができたら、そして共に遊び、共に過ごす時間の必要さ大切さを痛感しているお母さん達が多いからだろうなと感じました。 3年間大勢のお母さん達が参加し学んでくれたこと。 そして、これらを活かして活動してくれた事、企画した一人として本当にうれしく思いました。 様々な分野の諸先生方に快く講師を引き受けていただき、目的が達せられた事にも感謝しております。

3年間で培ったお母さんたちの「力」をこのまま分散させていいのだろうか、何とか形として残し、子ども達に、お母さん達に、そして社会に役立てる事は出来ないだろうかと思い、県母連20周年の記念すべき年と重なったのも何かの縁。 力の結集をしようと考え出されたのがホッとママなる何でも屋の誕生です。

人形劇、レクゲーム、パネルシアターを中心に、今まで学んだ全てが生きる、生かせるを目標に、自らが楽しく遊び、周りをホッとさせる、そんな会になれたらと思います。

山形県母親クラブ 20周年記念誌「ともに育つ」(平成7年)より


おおきくはばたけ! ホッとママ
山形県母親クラブ連絡協議会 副会長/ホッとママ主宰 太刀川悦子

県母連の中から誕生した劇団、ホッとママまだまだ生まれたばかり。 最近ようやくヨチヨチと歩き始めました。

ニューリーダー養成講座で学んだことをぜひ活かしたい、ということで誕生した訳ですが、人前で何かを発表するというのは、なかなか勇気のいるものです。

それでも、講座で学んだ事を思い出し、先生方の顔を思い浮かべながら、平成6年度の総会で成果を発表しました。 大人だけが観客のため、とても緊張しました。

その後も、9月の北海道・東北関東ブロック研修会でも、発表させていただき、大きな拍手をいただきました。 皆、自画自賛、少し自信がついてきたようです。

11月には、上山市母連から依頼があり、初めての出前公演を行いました。 “親子のつどい”ということで、多くの子供達の前では初めてのことで、子供達の反応が心配でしたが、大好評だったようです。 会場もとてもりっぱで、舞台装置もすばらしく、本当にプロになったような気分でした。

こうして、歩き始めた平成6年度、団員の皆さんの絶大なご協力をいただき、何とかうまく進める事ができました。

これから、もっと大きくはばたくために、さらなる活動を展開していきたいと思います。

まず、“自分達が楽しくある事”をモットーに、子供達とふれあい、いろいろな出会いをしながら、学んでいきたいと思います。

自分が楽しくあるためでもよし、自分に自信をもつためでもよし、子供達とのふれあいを求めてもよし、ホッとママに入団していると、きっと何か、よい事があると信じています。 そんな活動にしていけたらと思います。

ぜひ、皆さんも入団してみませんか?

ホッとママの名前の由来のように、ホッと肩の力をぬいて、心暖かな、ホットなママになれますように、皆さんの所で公演できる日を楽しみにしています。

山形県母親クラブ 20周年記念誌「ともに育つ」(平成7年)より


これからもホッとママをよろしくお願いします。

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